江戸東京野菜について
鑾野(すずの)大豆
檜原村湯久保の鑾野(すずの)大豆。
檜原村湯久保に住む、高橋家で姑さんが10年ほど栽培した後、嫁のハツヱさんが引き継いで栽培してきて、湯久保に広がった。
戦後15年、当時17歳だったご主人の政秋さんは、口減らしで、元八王子の農家に奉公にだされた農家では、大豆から食用油を取っていて、倉庫には沢山の大豆があった。
正月に、里帰りをする時に、一握りの大豆を持ちかえり、母親に渡したことから自家用に栽培が始まったもので、60年以上の栽培が檜原村湯久保で栽培されてきた。
鑾野(すずの)大豆は高橋ハツエ氏の登録商標(図形)